□□2011年3月22日□□□□
東日本大震災対策室から
「神はわれらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある助け。」(詩篇46:1)
「もし一つの部分が苦しめば、すべての部分がともに苦しみ……。」(コリントⅠ12:26)
戦後最大の大災害発生からすでに、二回の聖日が過ぎました。被災地でも、出席可能な方々が集まって礼拝が守られました。20日の聖日には、全国の教会で「インマヌエル 祈祷の日」を持ち、被災地のために心を合わせてお祈りいたしました。
本日(3月22日)午後、教団本部で初の「災害対策室」会議を開催しました。日本福音同盟(JEA)などの国内協力団体や海外の協力諸団体とも連絡を取りつつ、またここまでの教団各教会の情報を確認しながら、今後の対応について協議と祈りの時を持ちました。
既にいくつかの教会からも問い合わせや提案が寄せられていますが、教団としては、以下の方針を決めましたのでお知らせし、またご協力をお願いする次第です。
1.「災害対策室」の働きを暫定的に最低一年間継続し、情報収集と情報発信をいたします。
定期的に会合を持ち、また情報発信に努めます。すでに教団のホームページにおいて最新情報をご覧頂けるようになっています。
2.開始いたしました「義援金」については、次の方針を決定しました。
▽上記「対策室」同様、これから一年間を目途に、義援金の受付ならびに支援を継続します。
具体的な支援として、特に会堂に大きな損傷の出ている教会(仙台、郡山、神栖の各教会)、および会堂の一部損壊などの被害を受けられた教会(福島、盛岡、十和田、水戸、安食の各教会)に対して、本部からお見舞い金をお送りいたします。
▽教団としての義援金は、基本的に教団内の被災教会ならびに教会員の支援に充てます。
今後の支援につきましては、災害対策室からさらに状況をお聞きしながら、対処していきます。教会員宅の全・半壊等の被害についてお尋ねいたしますので、情報のご提供をよろしくお願いいたします。各個教会へのご支援などは、ご送金の際に明記して頂くようお願いいたします。現時点では、受取銀行が機能していない、現地の先生方が受け取りに行けない、という問題があります。
▽教団外、それぞれの地域教会への支援などは、日本福音同盟(JEA)・クラッシュ(後述)の窓口を通じて行います。
個々の地域や団体の事情を把握している援助団体を通して、ふさわしく用いて頂きたく願っていますので、対外支援を検討しておられる教会はJEAにお問い合わせください。
3.物資・人材の応援については、基本的に以下の方針を定めました。
▽物資について。
物資の必要は刻々に変わります。私たちではそれに対処し切れません。また教団としては分配、搬送、配布等の手段を持ち合わせていません。荷物を送るにも、現時点では配達業者の業務が停止していたり、制限がかかったりしています。そこで、
① 教会関係の支援に関してはJEAの関連団体であり、優れた経験や方法を持っておられる「クラッシュ(CRASH、クラッシュ・ジャパン)」にお尋ね頂くこと(JEAに関しては、現時点では未整備ですが、やがてJEAの支援の窓口も開くことでしょう)。
② 地域の支援に関しては、過去の震災の経験やルートのある都市をはじめ、地方自治体が窓口となって、小口の支援物資、寄付等を受け付け始めましたので、そちらにご連絡頂くこと。
▽人材について。
人材についても、現時点では教団としてボランティアを集め、また送るルートがありません。そのための安全の確保などの保証もないのが現実です。ボランティアについては、それぞれの被災の段階に応じて明確な方針を持っている「クラッシュ」に直接ご相談ください。
クラッシュ(CRASH)は、救援・支援のために世界的に活躍しているクリスチャンの団体で、教会とクリスチャンが現地で働くためのサポートをするネットワークです。JEAの関連団体として、今回の大震災についても協力して働いています。
連絡先は、ホームページ(http//www.crashjapan.org)をご覧ください。お問い合わせ先、ボランティアの登録などもここで行えます。
【ご注意とお願い】
1.現地への直接の連絡や物資に関するお問い合わせはお避けください。
対策室では極力、最新情報をお伝えしてまいります。現地にいくつもの問い合わせが殺到することは、現地の復旧作業の手を止め、同じ説明を何度も繰り返すことになり、先生方に必要以上に負担をおかけすることになります。
2.物資の送付などは、現地の必要に応じて活動している団体にお委ねください。
テレビなどの報道をご覧になって、もどかしい思いを持たれることでしょう。しかし、現地の必要は刻々に変わります。また仕分けや分配のために現地の方々に負担をおかけすることのないように配慮しなければなりません。特に小口の物資などは、被災地で公平に分配することが難しく、その分、現地の教会に負担をおかけすることがあります。
3.人材については、ボランティアの登録をして、正式なルートでご協力ください。
基本的にボランティアは、自分の身の回り(寢食、健康のことなど)の管理を自分で確保して頂くこととなります。教会とご自分のことで疲れておられる現地の先生方に負担をおかけすることになっては、たとえ善意であっても、本末転倒になりかねません。慣れない作業などでけがをすれば、ただでさえ不足している医療機関に負担をかけることになります。また助ける側の二次、三次的な精神的なケアを要するトラブルなどもあります。無理に被災地に向かうことで、緊急車両や避難する方の交通の妨げとなることもあり得ます。まず現地と関係団体の情報を入手してください。充分な祈りと準備をして、教会の先生とよく相談された上で、上記団体などを通して登録、ご奉仕くださるようお願いいたします。
思わぬ大災害でしたが、これらの中で、主の御名があがめられ、また主の民が一つとなって、この危機を乗り越えることができますよう、お祈りとご協力を重ねてお願い申し上げます。
主にありて
東日本大震災対策室
室長 田中 進
植木英次
蔦田直毅
□□2011年3月15日□□□□
災害対策室設立と義援金募集のお知らせ
「主よ。あなたの民を憐れんでください。」(ヨエル2:17)
去る3月11日に起こった東北関東大震災の被害は、想像を絶するほど甚大なものとなっていることが明らかになりつつあります。全国の先生方や信徒の皆さまにおかれましては、教団内の諸教会を覚えて、厚い祈りの手を挙げ続けておられることと存じます。そして皆さまは、祈るだけでなく、具体的な支援をしたく切望しておられるにちがいありません。
それでは、私たちはどのようにして被災地の教会と苦しみや痛みを共に分かち合うことができるのでしょうか。3月15日の教団運営委員会の話し合いの結果、「災害対策室」の設立が決定されました。
災害対策室は、国内教会局のもとに置かれ、
①被災教会の情報の収集を一元化し
②具体的な援助の必要をまとめ
③内外からの支援の申し出の窓口となり
④現地の必要に適った具体的な支援を実行する
などの役割を果たします。
キリストのからだの痛みを共に分かち合うために、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
先ずは、3月20日(日)被災教会のために祈る「インマヌエル・祈祷の日」を前後して、「義援金募集」を始めようではありませんか。
ささげられた義援金は教会でまとめて、本部送金の振替用紙に適宜「災害対策室」と記入して、ご送金ください。
被災された教会からは、被害の状況、支援の必要などをご遠慮なく同室までお寄せください。対策室で3月15日21時現在把握している情報を別紙にまとめましたので、そちらをご覧ください。
最新情報は、教団のホームページ<http://www.immanuel.or.jp>をご覧ください。原則として被災地教会への個人的な問合せはお控えください。
その他教区でも被害がでているようです。被害の情報をご存じの方は、当方(下記)までお寄せください。
また、支援の具体的な申し出を当方にお寄せいただくと、効率の良い配分ができると思いますので、ご協力をお願いいたします。
なお、災害対策室は田中進(室長)、植木英次(渉外部門:JEA、IWF)、蔦田直毅(情報収集部門)です。3名が担当しますので、連絡先としてお覚えください。よろしくお願い申し上げます。
田中 進 大宮教会:火曜日午後は本部事務所
omiya@immanuel.or.jp
植木英次 板橋教会:異動までは神学院
paulueki@hotmail.com
蔦田直毅 新潟教会:直接被災地と連絡を取り合います。
niigata@igm21.com
*JEA(日本福音同盟)対外援助協力については後日案内いたします。